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今回はブラック病院の番外編で、日本にいくつかある有名グループ病院の特徴をまとめてみました。
「噂には聞くけど、実際どうなの?」「良い噂も聞くけど、悪い噂も後を絶たない」といったイメージは、グループ病院にはつきものでしょう。
グループ病院の良し悪しはあるので、良い点も悪い点も知ったうえで希望されると入職してからのギャップも少なくなります。
取り上げた病院=ブラック病院では決してありません!ご注意ください(笑)
まず1つ目は、徳洲会グループについてご紹介したいと思います。
ご存知の方も多いと思います。日本全国に病院を配置している最大級のグループ病院ですね。
「生命だけは平等だ」の理念の元、かの有名な徳田虎雄さんが率いる巨大病院グループです。
看護師さんにとっては、合う・合わないがハッキリしているグループという印象が強く有ります。ちなみに、私は徳洲会グループの理念は素晴らしいと憧れますが、働きたいとは思いません(笑)
急性期、救命のスキルを身につけたい方には徳洲会
日本津々浦々、様々なところに徳洲会グループの病院があります。
お住まいの場所から通勤圏内でも、きっと探すことができます。
徳洲会での経験が十分にあれば、どこにいっても困ることはないでしょう。
設備面も最先端を行き、かっこいい!と思わせる宣伝面も上手いです(笑)
「勉強はできますけど、人に勧められるかは別ですね(笑)」と、自嘲気味に話してくれたちゅらひかりさん。
理由は何といっても忙しく、休みがないこと。
救急の受け入れに力を入れているため、残業があるのは当たり前。終業後の予定は組めない。組んでもキャンセルになることもザラにあるそうです。
公休も4週8日のみ。夏期休暇も年末年始休暇もないので、年間休日は104日です。
やる気があって入職したが、続かないという看護師さんも少なくないそうです。
「忙しいのが性に合っているから、続けられています。休みも4週8休あればなんとか…」と、ちゅらひかりさんの性格にはピッタリあっているようです。
でも話を聞いた私は「私には無理だな」と、正直思ってしまいました。
プライベートが全くないかというと、そんなことはありません。
世の中には104日もお休みをもらえていない看護師さんもいるでしょうから。しかし、他にも病院はたくさんあり、自分の時間との両立ができるところを探すことはできます。
忙しいところに身を置き、仕事に生きるというのはやはり覚悟が必要ですよね。
「仕事に生きるんだ!」という覚悟の下、「あれ、思ったより休みあるじゃん」と思っていただきたいので、少しオーバーにも言っています(笑)
でも、忙しいのは本当ですよ!
徳洲会グループを人に勧めると良いリアクションをされない一因に、イメージが大きく影響しています。
2012年に、当時理事長をされていた徳田さんの政治資金問題が世間を騒がせました。
病院を通じて組織ぐるみの選挙運動を行っていたとして、公職選挙法違反で起訴もされています。
今は落ち着いていますし、特別気にする必要もないとは思いますが…。
病院のイメージって簡単に変えられるものではありません。徳洲会グループで働いているだけで、周りの人から色々言われるのが嫌だ、という人は辞めたほうがいいかもしれませんね。
ニュースに取り上げられてしまったので、イメージは悪い。
どちらかと言えば強烈な印象があるグループなので、徳洲会グループが絶対によい!と希望する看護師さんは、多いということはありませんでした。
そこへ追い打ちをかけるように、ニュースになってしまったので、採用に関しては不利になってしまいました。
例のニュース以降、退職者もそれなりに出たそうです。忙しさに拍車がかかったとも言えます。
今は過渡期にあり、徳洲会グループで働く看護師さんは頑張りどき!福利厚生など含めれば、決して悪いことばかりではありません。
働き方の柔軟性(雇用形態、福利厚生など)は、大手グループ病院ならでは。
興味のある方は、一度ご自身の目でチェックされてみるのがいいかもしれません。
「仕事>プライベートの人に是非オススメです!」
特徴がハッキリしているので好き嫌いはキレイに分かれると思います。
だからこそ、食わず嫌いせず一度ご検討いただきたい病院です。 ダメならダメと数分で判断できると思います。
以前転職のサポートをした方が紹介してくれた、ちゅらひかりさん。もう徳洲会グループで働いて何年にもなるとのことです。
病院の見学・説明会に度々伺ったことはありますが、現役で働いている方とお話するのは初めてでした。
「実際、働いてみてどうですか?」と、今思えば失礼な質問を投げかけてしまいました(汗)
「大変ですけど、やりがいがあります!」と、全ての質問に丁寧に答えてくださいました。
365日、24時間救急を受け入れるという理念の元受け入れる救急は、3次救急ではないにせよ2.5次救急と称されるほどです。
急性期・救命に関してのスキル・経験は間違いなくトップレベルのものを身に付けることができます。
福利厚生も充実しているので、結婚~出産~育児といった変化にも柔軟に対応していただけます。
ちゅらひかりさんは「ハマるとずっと働くことができますよ」と、笑いながら話してくれました。