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透析というと看護師さんの中でも人気が大きく2分されるイメージがあります。 夜勤がなく、給与水準が高く、専門性の高い職場環境に魅力を感じる方と、それはそうだとしても「透析患者さまは難しい・・・」というイメージがある為、避けられる方がいるイメージがあります。
実際の透析看護の現場について少し話を進めたいと思います。
「透析」は、一般的に腎臓機能障害により機能低下した患者さまに対して、人工的な透析療法を行う血液透析を示します。 また、人工透析を受ける患者さまは、ほぼ永久的と言える期間、週2,3日程度の透析を受け続けなくてはいけません。 患者さまの苦痛を和らげ、気持ちを励ましながら、生活習慣の中でうまくセルフケア出来るように指導することも重要です。
透析室の看護師の主な仕事は、バイタルチェックや、穿刺、抜針、患者さんの様態観察などです。 透析に必要なプライミング(準備)に於いては、医療機器の操作についてはME(臨床工学技士)が中心に行っているところが多いです。
上記以外に患者さまを透析室に案内したり、施術内容の説明、体調に関する質疑、病状に合った食事指導や生活指導を患者さま本人だけでなく家族への指導やサポートも行います。
また、透析の患者さまは、水分や糖分・お酒等に制約が必要なケースがほとんどです。 その為、症状が思わしくない際にイライラされる方もいるので、その辺りが「透析患者さまは難しい・・・」と言われる要因かと思われます。 その為、よく患者さんとコミュニケーションをとって、信頼関係を構築するということも重要なことです。
一方、透析は専門的な技術、知識が求められる領域でもある為、透析看護認定看護師・透析療法指導師・透析認定士などの専門資格を習得して、スキルアップをする方も数多くいます。
給与水準が高い
透析室勤務で働くメリットでよく言われているのが「高給与」という条件です。 日勤のみの勤務で年収400~450万以上が可能です。クリニックなどによっては、年収500万以上の条件提示をいただくケースもあります。 通常の日勤常勤に比べ、「透析室手当(特殊手当)」、「遅番手当」、「通し勤務」などが含まれる為、給与水準が高い点もありますが、「個人クリニック」が非常に多い為、中には給与水準が非常に高いクリニックなどもあります。
ルーティンワークで業務のマンネリ化
透析に限った話ではありませんが、「業務のマンネリ化」を理由に退職する方が多い印象を受けます。 仕事の内容がルーティンワーク中心の為、業務が覚えやすい一方、患者さまも通院期間が長い方が多い為、全体的に変化がない印象を受けるかもしれないのが要因かと思います。