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クリニックの採用担当者は、大きく分けて2つパターンがあります。 一つは、院長先生自身、もしくはその奥様が担当しているパターン。1クリニックのみの経営で、実質的には家族経営ということが多いです。 もう一つは、事務長・人事といった採用担当者がいるパターン。これは複数のクリニックを経営していたり、クリニックの他に老健や有料老人ホームを経営している場合に良く見かけます。両者では、クリニックの運営体制や大きく異なります。
クリニックの採用担当者は、そのクリニックの特徴によって、言われることが全く異なります。 強いて良く言われる質問事項を挙げるのであれば、下記の二つでしょうか?
・一般クリニック:穿刺はできるのか?(特に、大学病院出身者)
・美容クリニック:接遇のレベル、雰囲気
1.休日の曜日固定ができる
個人経営のクリニックの場合、当然先生もお休みを取ります。ですので、週2日程度は休日があり、かつ曜日が固定されているクリニックが多いです。子育てや趣味等で、「日曜日はどうても休みたい」といった方には、安心してオススメできます。
2.異動がほぼない
病院や施設に勤めていると、異動はつきものです。同じ施設内であっても、病棟や階が異なれば、人間関係や仕事の進め方を覚えなおす必要があります。 小さなクリニックでは、そもそも看護師が2~3名程度しかいないケースが多いので、異動はほぼないと考えて良いと思います。ただし、一部の透析クリニックや美容クリニックのようにグループで何クリニックも運営している場合は、この限りではありません。
1.「クリニックだから、時間に融通がきく」は間違い!!
一番多い勘違いが、このパターン。たしかに条件だけを見ると、時間と休みが固定されているクリニックが多くあります。ただ、お子様がいらっしゃる方は要注意。 お子様の発熱や学校行事の際に、休ませてもらえないクリニックが多いのも事実。病院や施設と異なり、一人看護師の方が休んでしまうと、業務が全く回らなくなってしまいます。院長先生が露骨に嫌な顔をすることもあるそうなので、先生のスタンスを確認することが重要です。
2.狭い世界なので、人間関係がより重要
規模の大きな病院や施設の場合、一人くらい嫌な人がいても異動すれば、問題が解決されることもあります。ただ、個人クリニックの場合、院長1名、看護師1~2名、受付・医療事務2~3名くらいというのが平均的な運営体制です。つまり、人間関係が悪かったとしても、異動することができず、退職しか選択肢がなくなってしまいます。 これを避けるためには、面談時に院長先生だけではなく、受付の方も含めたクリニックの雰囲気をしっかりと観察しておく必要があります。
個人クリニックに絞って考えると、院長先生との相性につきます。個人クリニックはいわば中小企業、院長先生は社長です。社長と感覚が合うのであれば楽しく働くことができるでしょうし、合わなければダメです。一般の病院や施設と異なり、看護部長や師長がいるわけでもないので、「おかしい」「こう変えて欲しい」という気持ちは、院長先生に直接伝えるしかありません。もちろん、先生が聞く耳を持たなければ、なにも変わらず、かえって働きずらくなってしまいます。。
休日や時間、家からの近さに魅かれてクリニックを選ぶ看護師の方は多いと思いますが、面談の際には、なによりも院長先生との相性が合うかを判断してください。