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事務長がブラック!? 病院選びの重要なポイント!!

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 病院面接や見学の短い時間のなかでは、病院のリアルな雰囲気を感じ取れないかもしれません。
 転職サイトの担当者に聞いたり、クチコミサイトの噂を見ても、信じていいのか分からない?そんな看護師さんにオススメしたいのはチェックするポイントは「事務長」。前ページでもご紹介した内容の続きになりますが、今度は事務長さんのお話です。

■ケース①:事務長さんと看護部の仲が悪い!(さゆりさんのお話)

私のご紹介から、とある病院を受けたさゆりさん。面接には看護部長さん、事務長さん、さゆりさん、私の4名。
 一通り終わり、「じゃあ病棟見学に行きましょう」となった時、「紹介会社さんはここに残ってください」と留守番をすることになりました。一緒に病棟見学できないことはたまにあるので、あまり気にしてはいませんでした。
 看護部長さんがさゆりさんと院内見学をしている間、私は事務長さんと一対一で採用関係のお話をすることに。すると、事務長さんの愚痴がスタート。
 「うちの看護部長はわがままばっかりでね。嫌になっちゃうよ」と、まずは看護部長さんが攻撃の対象に。たしかに、事務部と看護部で仲がよろしくないことは良くあります。こちらの事務長さんは、もともと一般企業に勤務されており医療のことはあまり詳しくないそうでした。
 攻撃対象は、看護部長さんにとどまらず「はっきり言って看護師が嫌いです。なんで、あんなにワガママなんですかね?一般企業では考えられませんよ!」とヒートアップ。
 そんなタイミングで、病棟見学からさゆりさんが戻ってきました。病院からの帰り道に感想を聞いていると「見学中に、看護部長から内定をいただきました!」と喜んでいるさゆりさん。
 さゆりさんとお別れしたあとで、病院に電話しました。あて先は、いつもやり取りをしている事務長さん。しかし、「看護部長さんが、内定とおっしゃっていたそうですが?」と聞くと、事務長さんは「勝手なことを!」とまさかの怒りモードに。
 その後、さゆりさんは正式に内定をいただきましたが、やり取りをする事務長さんはどうも不機嫌なご様子でした。

★ここがポイント!
「看護部と事務の連携が取れていない病院は危険!内定取り消しも!?」

看護部と事務の仲が良くない病院は、かなりあります。それ自体はちがう職種なので、仕方ない気もしますが、ほかの人に迷惑がかかるとなれば、話は別です。仲が良くないと、とうぜん連携がうまく取れません。
 その結果として、看護部長さんが「内定」と言っても、それがひっくり返さられる可能性もあるのです。なぜなら、看護師さんの採用を決めるには理事長や院長から「決裁」をとらなければなりません。つまり、看護部長さんには「内定」という権利がない場合が多いのです。
 看護部と事務の連携が取れていないと、「看護部長が内定といったけど、実は理事長から採用ストップと言われたので、ごめんなさい。」と言われる可能性が高まるのです。

■ケース②:希望条件が伝わっていない!(マリさんのお話)

マリさんはお子さんがまだ小さいので、託児所つきの病院での日勤常勤での勤務を希望していました。
  思い当たる病院に求人を確認したところ、電話口の事務長さんは「ぜひ面接をさせてください!」とのこと。日勤常勤での勤務でいいし、託児所も使えるし、マリさんの家からも割と近いという好条件です。さっそく面接にうかがいました。
 ところが面接では、看護部長から「夜勤もしてもらえませんか?」といきなりの要求。
「今回は日勤常勤という希望をお伝えしたと思いますが。。」と確認すると「日勤常勤という制度はあるが、マリさんを日勤常勤で採用するかは話が別です」とのことでした。
 マリさんはお子さんのこともあるので夜勤は考えていません。その事をお伝えすると「うちの託児所は24時間だから大丈夫だよ」と看護部長は、意見を曲げません。
 夜勤はできないことを改めて伝えると、では日勤非常勤という話になってしまいました。マリさんは日勤非常勤でも仕方ないと思ったようですが、なんと「ちなみに、非常勤だと託児所は使えません」とキッパリ。
 マリさんは人格者だったので怒りませんでしたが、あまりにも人の話を聞いてくれない看護部長さんでした。

★ここがポイント!
譲れない希望条件は、しっかり確認しよう!

 当たり前ではありますが、大切なことです。
 自分で直接応募するにしても、人材紹介会社を利用しての応募でも、最初にやりとりするのは、事務長や採用担当者であることが多いと思います。
 今回のケースでは事務長は出てきませんでしたが、悪いのはやはり事務長です。看護部長さんコミュニケーションが取れていないため、看護部がどんな人を必要としているのか、きちんと把握していなかったのでしょう。そのため、こんな事態が発生するのです。
 逆に、おそらく看護部長さんは「なんで、この面接設定したの?」と怒っているでしょう。お互いの要望がすりあっていない面接は、単なる時間のムダですよね。

事務長さんの働きぶりをチェックしてみよう!

 とはいえ、ちょっとしか会わない事務長さんを評価するのは難しいものです。
 面接に事務長さんが同席する時が、唯一のチャンス。
 注目するのは、看護部長さんとの関係性。
 ここが冗談の一つでもあるような関係であれば、良い関係を築けていると考えてOKです。
   その病院に入職しても、事務方とのいざこざはあまりないでしょう。

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