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転職するのに見落としがち!? 「事務」がブラックな病院!!

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 病院で働く看護師さんは、どうしても看護部内の人間関係を重視しがちです。
 ほとんどの場合はそれで問題ないのですが、看護部以外との人間関係が問題となるケースもあるのです。
 パッと見はわからないのですが、案外こういうところに本物のブラック病院があったりするのかもしれません。。

看護部全体を取りまとめる看護部長さん。
経験も豊富で看護師さんを取りまとめる長ですが、中には「え、こんな人が看護部長?」という方もいらっしゃいました・・・。

 人材紹介会社を利用すると、事務の人とやりとりするのは入職が決まったあとになるので、なかなか気づかないかもしれません。
 ただ、ご自分で病院に問い合わせたことのある看護師さんの中には、その対応が嫌だったという方も多いのではないでしょうか?
 事務手続きをする人事課や総務課の対応が悪いと、いろいろなとこに悪影響がでます。
 ここでは、看護師さんから聞いた「こんな事務・人事は嫌だ!」という話をまとめてみました。

■ケース①:「電話がつながらず問い合わせが出来ない!」(まなさんのお話)

まなさんは、スマホで私が勤務していた人材紹介会社のHPを見て、お電話をくださいました。「A病院の求人状況が知りたいのですが・・・」ということで具体的なお話に。
 転職を考えている人の中には様々なタイプの人がいますが、まなさんと話してみると、A病院のかなり細かい情報までご存知でした。
 せっかく電話をいただいたのに変な話ですが、勇気を出して「それだけ良くご存じであれば、直接応募されなかったのですか?」と聞いてみました。
 まなさんのお返事は、「自分で電話したんですけど、全然つながらないんです。」
 どうやら病院のHPから問い合わせてみたものの、何度電話してもつながらなかったそうです。求人があるならA病院で働きたいのに、ということで相談してくれたようです。
 その後、私からもA病院に求人の確認の電話をしてみたものの、担当者はなかなか電話に出ません。
 というよりも、採用担当が誰なのかイマイチはっきりしないのです。電話をしても、受付から総務課へまわされ、総務課から看護部長にまわされ、また総務課に戻される。。そんなことを繰り返して、ようやく面接までこぎつけました。
私は心の中で「この病院大丈夫かな?」、と心配していたのですが、面接後のまなさんも「別のところが見たいです。。」とネガティブな反応に変わってしまいました。

★ここがポイント!
連絡がつかない病院は、部署間で連携が取れていない!?

採用は、部署間の連携がかかせません。看護部・人事・総務、対応する受付も含めれば、病院にいる全員が関係あると言っても良いはずです。 だからこそ、「誰が、どの仕事をするのか?」「誰が、だれに連絡するのか?」は、すごく重要。それすらできていない病院は、他のことでも基本的なことが抜けていたり、遅かったりするのです。このタイプの病院は、入職後も「就業規則がない」「入職後の研修が整っていない」「入職時と言っていることが違った。。」こんな問題が発生しそうですね。

■ケース②:「待っていても何の連絡もない」(ゆきこさんのお話)

ゆきこさんはに面接を受け、入職の手続きをしている時に違和感を覚えました。
 年末に面接を受けて、4月入職が決まってホッとできるはずだったのですが。。
「健康診断やユニフォームのサイズを合わせるために、一度来てください」と言われましたが、3ヶ月以上先の予定です。事務の人も先の話だからということで「また3月に入ったら連絡します」ということでその時は終了。
 3月に入り「そろそろ連絡くるのかな?」、と待っていても電話は鳴りません。急かすようで嫌でしたが、ゆきこさんから電話をしてみると「確認してまた連絡します」とのやり取り。そして鳴らない電話。。
病院への信頼を失ったゆきこさんは、あわてて他の病院を探し始めました。

★ここがポイント!
連絡をくれない病院は、信用できない!

 「履歴書を送ってください」と言われたので、郵送したのに連絡がない。。
 「確認して折り返します」と言われたので、待っていても連絡がない。。
 そんな対応をされたら、嫌ですよね。
 人事担当者も、色々な仕事で忙しいのです。採用だけをやっているわけではないので、「ほかの仕事が忙しい」「事務長が出張でつかまらない」いろいろな理由はあるのでしょう。とは言っても、あんまり待たされるのは困りますよね。
 私からすると、良い看護師さんが目の前にいるのに、連絡を取らないで逃げられてしまうのは、「なんともったいない!」としか言えないのですが。。
 これは人事担当者の能力の問題というよりも、病院全体のスピード感の遅さ、ルールのあいまいさが原因となっている気がします。なので、やりとりをしている担当者がイマイチと感じたら、病院・施設自体との相性があわないと考えた方が良いのかもしれません。

■ケース③:「受付の対応が雑!」(あけみさんのお話)

これは、私自身が面接にご一緒した病院での話です。
 もうすぐ面接のあけみさんは、緊張していました。私が受付で事務長さんへの取り次ぎをお願いしすると、受付の方は「はあ。。」という薄い反応でした。
 「あれ?」と思ったものの、改めて用件をお伝えしました。内線電話を手に取ってくれましたが、感じの悪い対応でした。嫌な予感がしましたが、緊張しているあけみさんは気づかない様子。
 面接自体は良い雰囲気で終わり、院内見学をしている時でした。職員の方たちの素っ気なさが目につきました。ほとんど無視に近い対応だったので、おそらく挨拶をするといった接遇教育がされていないのでしょう。
 あけみさんも違和感を持ったようで、院内見学が終わったあとには、「何となく雰囲気が良くなかったですね。」とあまり魅力を感じていないようでした。
 その後、病院からは内定が出ましたが、あけみさんは辞退しました。

★ここがポイント!
受付の対応は、マナーや接遇の差が出る!

 受付というのは患者様・ご家族への顔として機能しています。きちんと気持ちの良い対応ができて当たり前なのです。そこがしっかりしていない病院は、他の面の教育もいい加減に決まっています。
 態度が悪い・やる気が感じられないといった受付の病院は、そのあとの院内見学でも、同じ印象を受けたものです。つまり、受付の雰囲気が良くない病院は、看護部の雰囲気もあからさまに良くない。
 いろいろな病院・施設を訪問して感じたことですが、きちんとした教育をしているのかどうかは、第三者にもすぐに伝わってしまうようです。

「看護師さんだけでなく、病院の職員さんは要チェック!」

 あれもこれもと厳しい目で見ていると確かに転職なんて出来ないと思うかもしれません。
 しかし、妥協してブラック病院へ入職。すぐに退職してしまう看護師さんも、何人も見てきました。本当にもったいない!
 だから、こそ迷ったときに判断するポイントはいくつ知っておいても無駄ではないと思います。
 看護部だけでなく事務や受付の人もしっかり観察してみる。そうすることで病院全体の雰囲気をより正確に感じ取ることができます。
 ハッピーな転職のために、ぜひ意識してみてください!

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