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透析室に男性看護師が増加中?

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透析室に男性看護師が増えている!?透析室の魅力とは!

 男性の看護師さんがお仕事を探す上でいただく希望に、「技術を磨きたい・専門的な知識を身につけたい」というものが多くあります。精神科やオペ室もその希望を満たしますが、それ以外では透析室も候補にあげられます。
「透析かー」と、なんとなく選択肢から外している看護師さんも大勢いるのではないでしょうか。増えつつある透析室の男性看護師についてご紹介したいと思います!

■ケース①:男性看護師が透析にひかれる理由とは?(俊輔さんのお話)

転職を考えている俊輔さんにお話を聞いてみると、「療養型病棟で働いていたが、自分の理想とする働き方ではない」という相談をいただきました。詳しく話を聞いてみると、どうやら打越さんは、医療技術を磨きたいが、患者さんの身の回りの世話をするのはあまり好きではない、とのこと。むしろあまり人が好きでないようでした。
 介護的な仕事をするのは嫌、という看護師さんはよくいますが、患者さんの世話をするのが好きではないと、はっきり言われることはあまりなかったので、私としてはかなり衝撃的でした(笑)
 俊輔さんの理想は、自分の技術が磨けて、かつ患者さんのお世話が減ること。患者さんのお世話が減る、という観点で職場を探したのは始めてでしたが、最終的に透析クリニックの求人をご紹介。というのも、最初は「お世話」と漠然としたお話でしたが、よくよく聞いてみると「オムツ交換や認知症の患者さんとのやり取りがどうしても慣れない。もう嫌だ」というのが本音のようでした。透析クリニックであれば、オムツ交換はほとんどなく、意識レベルも高い方がほとんどなので、良い選択肢ではないかと考えたのです。
 ある透析クリニックを見学してみたところ、俊輔さんの琴線に触れたようで「透析で頑張ってみようと思います」と上機嫌でご入職されました。

★ここがポイント!
「技術を磨く・機器を扱うことに興味があると◎!」

 透析室での業務内容は、穿刺や抜針・止血、医療機器操作やバイタルチェック、トラブル対処、患者指導が主になります。病棟での勤務と比べ、やや範囲が狭く、負担が少ないように感じる方もいるかもしれません。
 しかし、業務の範囲が限られてくる反面、技術の熟練度はこまかく評価されます。ですので、一つのことに集中して、専門性を高めたいという看護師さんにはぴったりの職場かもしれません。
透析は頻繁に医療機器を扱う分野ですので、機械を扱うことに関して、抵抗のある方にはハードルが高いかもしれません。男性は比較的機械に強い方が大勢いるということ、ケア的な仕事よりも、医療技術を磨くことを目標としている方が多い点から、透析室の男性看護師のニーズが高まっているようです。

■ケース②:実際に働いてみてわかる透析という職場!(伸二さんのお話)

伸二さんは、透析室への転職を希望している男性の看護師さんです。「経験はないのですが、透析業務に興味があって・・。透析の職場ってどんな感じなんですか?」
 病棟での経験しかない看護師さんからすると、透析室の職場の雰囲気というは未知の世界のようです。透析室で働いている看護師さんから聞いた内情・透析の「あるある」のようなものをお話させていただくと、「透析ってそんな感じなんですね・・」とやや驚いた様子。
 それを理解した上で、「技術を磨く、専門性を身につけるという意味では、やっぱり魅力があります!」と改めて志望されていました。少し特殊な職場かもしれませんが、伸二さんはあんまり気にしなかったようです。

★ここがポイント!
「患者さんにクセのある人が多い・・」

 透析室での勤務を避けられる理由には、患者さんにクセのある人が多い、早番・遅番などの勤務時間が合わせづらい、給料が低い等が挙げられます。
 まず、患者さんにクセのある方が多いとは、一体どんなことでしょう?
 透析患者さんは、疾患の特性上、その治療を長く続けています。場合によっては、透析未経験の看護師さんより、疾患や技術に関して、詳しいこともあるようです。特に透析の針は太いために、穿刺技術が低いとすごく痛いそうです。週に2~3回も痛い思いをするのも患者さんは嫌ですから、「あの看護師には、二度と当たりたくない!」とキツイ言われ方をすることもあるようです。
 この話は、看護師であれば一度は耳にするのではないでしょうか?そのため、「透析は患者さんが気難しいと聞いたので・・」と透析にチャレンジしようとする人が増えないのです。
しかし、これでは「なぜ男性看護師が活躍できるのか?」分かりませんよね。私も、転職アドバイザー時代に、首をかしげたものです。

 ところが、ある病院で人事担当者から、こんなことを言われて納得がいきました。
 「透析室は、見渡せる範囲の広さしかなく、業務はルーチンワークでいつも同じメンバー。病棟みたいに日勤と夜勤とかないから、いつも顔を合わせる。だから、職員間で雰囲気が悪くなると、どうしようもないんですよね。」とのことでした。
  その担当者いわく、女性だけだとどうしても派閥やいじめが起こりがち。男性がいると、不思議とうまく回るとおっしゃっていました。

「専門的なスキルを身につけたい方、夜勤NGな方にオススメ!」

 透析の専門スキルを磨くことで、将来的なキャリアアップを見込むこともできます。というのも、看護部長さんで透析室出身という方はほぼいません。多くが病棟出身。逆に言えば、透析室のことはイマイチ分からないので、信頼のできる透析経験のある師長に任せたいと考えている看護部長さんが大半です。ですので、その透析経験を評価されて、若くして師長になった方もいらっしゃいました。また、病院の透析室以外にも、透析専門クリニックが数多くあるので、そちらへ転職して管理職を目指す、より専門性を高める、といったキャリアアップの道もあります。 また、透析は残業がないのも特徴的。準夜勤や遅番といった勤務時間はあるものの、翌日の朝までといった深夜帯の労働はありません。かつ、日曜日が休みの職場がほとんど。つまりシフトが固定化しているので、お子さんがいらっしゃる方で奥様が土日休みの仕事に就いている方には良いかもしれません。病棟で土日祝も仕事があると、家族で過ごす時間が少なくなってしまいがち。そんなお悩みをもつ男性看護師さんには、良い就業環境だと思います。

 透析未経験の方でも、募集している病院・クリニックは数多くありますので、ご興味をお持ちの方は是非チャレンジしてみてください。

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