転職する!と思いたったら 看護師転職マニュアル

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病院施設タイプ別の採用ターゲット

療養型病院

療養病院の採用担当者から、良く言われること

療養病院の採用担当者から良く言われることは、「年齢は幅広く採用しています」「正看・准看は問いません」という2点です。 前者は、新卒を採用している療養病院は数少なく、中途入職者を中心に看護部が構成されていることや、急性期病院と比べると身体的負荷が少ない点が理由に挙げられます。

 

また、急性期病院と異なり、残業時間が短い病院が多く、「家庭と両立できないから退職する」リスクが低いことも、幅広い年齢層を採用していることと関係があるかもしれません。 後者に関しては、看護配置の基準の縛りが緩いことが挙げられます。これは採用うんぬんだけではなく、急性期病院よりも正・准看護師の給与の差が小さいことにも影響しています。

 

療養病院で働く看護師さんのクチコミ・評判

  • いまの病院に入職して2年になります。それまで、新卒で2年間働いていた急性期病院の忙しさに嫌気がさして、いまの病院に入職しました。残業や勉強会がほとんどなく、時間的な余裕ができたのが良い点です。ただ、知識や技術面で学ぶことは多くないので、若干物足りなさを感じています。もう一度、急性期に戻るのであれば、20代のうちにとは思っているのですが、正直迷っています。。(20代女性、准看、静岡県静岡市在住)

  • 子供が中学校に上がったタイミングで、家の近くの病院に日勤常勤として入り、いまでは夜勤もやっています。ブランクが長かったので不安もありましたが、以前いた急性期病院とは異なり、患者さんの入れ替わりも少ないのでバタバタしておらず、少しずつ昔の知識・技術を思い出すことができました。イチバン良いのは、急患がないため、帰りの時間帯の目安がつきやすいことです。家庭と両立するためには、重要な点だと思いますよ。(40代女性、正看、神奈川県川崎市在住)

療養病院で看護師さんが働くことのメリット

1.残業時間が少なく、プライベートと両立が図りやすい。

急性期病院等に比べると、急変・急患が少ないのが特徴と言えます。「日勤の終わりかけに、救急車が来て帰るわけに行かなくなってしまった。。」ということが、無いわけです。予想外のことが発生しにくいので、計画的に仕事がすることができます。 もちろん、委員会や勉強会もありますが、業務時間内に行う病院がほとんどなので、このあたりも残業時間の少なさ=プライベートを大切にしたい方にとってはメリットとなります。

 

2.准看護師にとっては、給与面でも魅力的!

急性期病院と比較して、正看護師にとっては給与が低く、准看護師にとっては給与が高いと言えます。これは、前述のように診療報酬点数票における看護基準等が大きく関係しています。 ですので、「給与が高い病院」を望む准看護師の方にとっては嬉しいポイントですね。

 

 

療養病院で看護師さんが働くことのデメリット

1.手技が身に付きにくい。。

急性期病院と比較すると、残院日数が長く、様態の変化が少ないのが療養病院の特長と言えます。そのため、疾患の幅も狭く、医療行為自体も少ないので、手技が身に着く機会は少ないです。経験が浅い段階で急性期病院から、療養病院に転職した看護師の方の中には、この点を懸念して、急性期病院に戻る方も多くいらっしゃいます。 一方で、「一人一人の患者さんとゆっくり向き合いたい」というお考えをお持ちの看護師の方には、希望がかなう環境と言えます。

 

2.方針に疑問を感じることも?

療養病院は診療報酬上、いわゆる「まるめ」と呼ばれる形態がとられています。簡単に言えば、投薬や処置も一日あたりの診療報酬に含まれる仕組みです。これにより、積極的に治療をしても、病院側から見るとコストだけが膨らみ、利益を圧迫する形になっています。この点と、世の中の「必要以上に延命措置をせず、自然に看取る」ことを良しとする風潮が相まって、療養病院の多くは延命措置に積極的ではありません。 急性期病院を中心に仕事をされてきた看護師の方に多いのが、「延命を積極的にしない=仕事を放棄している」と受け取る方です。一口に、どちらが良い悪いと言える問題ではありませんが、療養病院を選ぶのであれば、この点はしっかりと頭の中に入れておく必要があります。

 

こんな看護師さんが療養病院で働くのにはピッタリ!

「病院で働きたいけど、時間はきっちり終わりたい」「新しいスキルを身に着けるよりも、今あるスキルを活かして、じっくり患者さんと向き合いたい」という看護師の方にはオススメです。理由は、「メリット・デメリット」をご覧いただくとして、ここではもう一つのポイントを挙げたいと思います。
それは、「介護スタッフと上手くやっていけるか?」という点です。急性期病院では、看護師が最も人数が多く、看護助手はわずかです。療養病院では、ほぼ同数に近いため、違う職種のスタッフと上手く信頼関係を構築することが必要です。
療養病院に限らず、多くの介護系施設で重要視されるポイントです。「介護やPT/OTといった、他職種のスタッフと、協力して仲良くやっていける自信がある」という看護師の方でないと厳しいかもしれません。

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